脳卒中
脳卒中の語源は、卒然として(急に)邪風に中るということです。急に手足が動かくなり、倒れる状態を意味しており、脳の血管がつまったり(脳梗塞)、破れたり(脳出血、くも膜下出血)して、脳の機能がおかされる病気の包括的名称です。脳梗塞が脳卒中の7割を占めて最も多く、次いで脳出血2割、くも膜下出血1割といった内訳です。
脳梗塞・脳出血は高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を背景として起こすことが多く、また脳梗塞では心房細動という不整脈が原因となることもあります。
下記のような方はご注意ください。
- 大量飲酒が常態化している
- たばこを吸っている
- 運動不足
- 肥満
- 味の濃いものが好き
- 高血圧
- 糖尿病
- 心臓病(不整脈など)
予防・治療
先ずは、健診などで生活習慣病の有無をチェックします。
血管が詰まるリスクの高い方は、血栓をつくりにくくする薬を使用することがあります。
脳卒中は、日本人の死因でも上位に来る恐ろしい病気です。 適切な予防を行っていくことでの発症予防、脳卒中を発症された方では適切な治療を継続していくことでの再発予防を行っていくことが大切です。 ぜひ当院にご相談ください。