当院の特徴
- 神経内科専門医による診察「脳神経内科といわれてもどのような病気を診る科なのかイメージが湧きにくい方が殆どだと思います。
脳神経内科医が対応する症状は頭痛、めまい、しびれ、手足のふるえ、手足が動かしにくい、歩きにくい、もの忘れ、意識を失ったなど多岐にわたります。これら様々な症状に対し、十分にお話を伺い診察いたします。
病名としては脳卒中(脳梗塞、一過性脳虚血発作、脳出血など)、頭痛、認知症、てんかん、むずむず脚症候群、パーキンソン病などよく耳にするご病気からなかなか聞き慣れないご病気まで幅広く対応いたします。 - 脳卒中の予防・再発予防脳卒中の語源は、卒然として(急に)邪風に中るということです。急に手足が動かくなり、倒れる状態を意味しており、脳の血管がつまったり(脳梗塞)、破れたり(脳出血、くも膜下出血)して、脳の機能がおかされる病気の包括的名称です。
脳梗塞・脳出血は高血圧症、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病を背景として起こすことが多く、また脳梗塞では心房細動という不整脈が原因となることもあります。脳卒中は急性期においては入院治療を行うことが多いですが、急性期を過ぎた後は適切な再発予防が重要となります。当院では脳卒中の予防・再発予防に力をいれております。 - 頭痛外来皆さん少なくとも一度は頭痛を経験したことがあるのではないでしょうか。
頭痛は明らかな脳病変を伴わない一次性頭痛と、くも膜下出血や脳腫瘍などが原因である二次性頭痛に分類されます。
一次性頭痛には片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などがありますが、いずれも頭痛を放置したり、痛み止めを連日連用すると慢性化してしまいます。
頭痛の頻度が多い方には、頭痛を起こしにくくする予防治療をおすすめします。飲み薬の他、新規治療として注射剤もあります。
当院では脳病変の精査や適切な頭痛治療が可能です。 - 認知症外来誰でも歳をとってくると「もの忘れ」をするようになります。たとえば、友人の名前を思い出せない、1分ぐらいしてからやっと思い出した、といったような場合です。こうした「もの忘れ」はいわゆる「度忘れ」で、歳相応の「もの忘れ」です。一方、認知症の「もの忘れ」は単なる「度忘れ」とは異なります。
たとえば、昨日友達と会って食事をしたことを忘れて思い出せないといった、出来事自体を忘れてしまうのです。このようなことが頻回になると日常生活・社会生活に支障が出てきます。
突然認知症になってしまうことは少なく、多くの場合、徐々に認知機能が低下していって認知症になります。
認知機能が正常とはいえない、しかし認知症ともいえない状態を「軽度認知障害」とよびます。この軽度認知障害の段階で発見して原因を診断し、治療方針を立てることが重要なポイントになっています。
もの忘れがでてきた、認知症かどうか心配など、不安なことがありましたらご相談ください。 - CTスキャン完備当院ではCT機器を導入しております。
CT検査はごく短時間で行うことが可能で、患者様は数十秒横になっている間に検査が終了します。
脳神経内科領域で主に扱う脳以外にも心臓・大動脈・気管支・肺などの胸部、肝臓や腎臓や膵臓や大腸などの腹部の病変、骨など全身の臓器の評価を行うことができます。